空の青がひときわ眩しい季節となってまいりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今月26日からフランスのパリで第33回夏季オリンピックが開催されます。
前回の東京オリンピックはコロナウイルス感染症対策のため無観客となってしまいましたが、今回はコロナ前と同様に観客がいる状態ですので、とても賑やかで力強い大会になりそうですね。
日本とフランスの時差は現在7時間ですが、現地で行われている競技の放送に夢中になる余り、睡眠不足に陥ってしまう方も少なくないかもしれません。体調にはくれぐれも配慮し、熱中症予防も講じながら、暑い夏を乗り切ってまいりましょう。
さて、弊社からのお知らせとしまして、5月末にホームページリニューアル用の写真・動画撮影を行いました!
昨年秋にホームページの一部映像やYouTubeの弊社紹介動画を更新しましたが、今回はもう少し映像を増やし、今まで以上に視覚的にご理解いただけるような内容に更新する予定です。
本社、佐久営業所、大川北倉庫での撮影も順調に進みましたので、各部署における作業風景なども実際に間近でご覧いただいているような感覚になれることと思います。
パワーアップしたホームページは近々公開予定ですのでぜひお楽しみになさってください ♪
ここからは、“通関士コラム”をお届けします。
前回は「ターミナルオペレーター」をご紹介しました。
今回は「携帯品」についてお話したいと思います。
携帯品とは、日本に入国する旅客や船舶・航空機の乗組員等が入国の際に携帯して輸入する物品をいいます。(衣類や土産など入国者本人が一緒に持ってくる物品のこと。)
日本へ入国(帰国)する時には税関へ申告をしますが、申告する物品の有無にかかわらず「携帯品・別送品申告書」を提出することとなっています。
海外旅行者の携帯品あるいは別送品のうち、個人的に使用すると認められるものに限り、入国者一人当たり下記の範囲内で免税となります。
・酒類 3本(760ml/本)
・たばこ – 紙巻たばこのみの場合 200本
加熱式たばこのみの場合 個装等10個
葉巻たばこのみの場合 50本
その他の場合 250g
・香水 2オンス(1オンスは約28ml)
・その他の物品 20万円(海外市価の合計額)
近年、税関では、スムーズな税関手続きのため、入国(帰国)する方々に「Visit Japan Web」(デジタル庁のウェブサイト)を利用した電子申告を推奨しています。
すでにご利用された方もいらっしゃるかもしれませんが、このようなウェブサービスが至る所で進んでいます。
便利かつ時間短縮にも繋がりますので、少しずつでもトライして慣れていきたいですね。
次回もどうぞお楽しみに…。
~最後にひとこと~
アジア周遊旅で香港の安宿(ドミトリー)に泊まった時のことです。
初めての一人旅はすべて自分で臨機応変に進めていくしかなかったのですが、ドミトリーに泊まると様々な国の人がいて「あの場所は○○だった」「その場所は絶対に行った方がいい」など、広く情報交換もできる場所でした。^^
おもしろいことに、アジア系でも特に中国人と日本人の区別がつかず、お互い話をしてみるか、相手が所持品(特にパスポート)を手にしている姿を見て、”あ、この人は中国人なんだ”と事前に把握していましたが、逆に相手が日本人だった場合は、お互い日本人だと分かるまでの英語での会話は何だったのか…と笑ってしまうほど、妙にホッとして、急に仲良くなるパターンが常でした。
ドミトリーは男女別になっておらず、同室には男性が多かったのですが、夜の外出を控える身としては、同室のスイス人男性に“夕飯を食べに行こう!“と声を掛けてもらい、複数人で夜の街へ出られたことで、昼間とは違う香港を感じ取ることができてとても新鮮でした。
今でも時折思い出すのは、世界一周をしている最中でこれから中東へ向かうと言っていた日本人男性のその後はどうなったのか…。(次号へ続く)