あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本年も社員一同、皆様にご満足いただけるサービスを心がける所存で
ございますので、何とぞ変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し
上げます。皆様のご健勝と貴社の益々のご発展を心よりお祈りいたし
ます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年はいよいよ東京オリンピック・パラリンピックが開催されますね!
運よくチケットを入手できた方、再びチケット入手にチャレンジする方、
テレビでしっかり見ようという方、いつもと変わらないよという方など、
さまざまかと思いますが、国を挙げての一大イベントにますます注目が
集まりそうです。
一大イベントと言いますと、弊社においても昨年たびたびお知らせして
おりました新倉庫の“大川北倉庫”がついに完成しました!
広大な土地に堂々とした姿で建っています。澄んだ空気、美しい青空、
雄大な山並みを背景に、これからお客様の大切な商品を新倉庫でお待ち
していますので、ご見学やご相談などどうぞお気軽にお申し付け下さい。
皆様からのお問合せをお待ちしています。
現在、多くのお客様が、商品保管にともなう“在庫管理”や“棚卸”について
大小さまざまなお悩みを抱えていらっしゃると思います。弊社最新の倉庫
設備・在庫管理システム・経験豊かな管理者や倉庫スタッフへお任せいた
だくことにより、今まで在庫管理に費やしていた時間や労力を本来の中核
事業等へ集中していただくことが可能となります。もっと多くのお客様に
最適な在庫管理のご提案をさせていただけますよう、ただいまご案内チラ
シをご用意していますのでもう少々お待ちくださいませ。
ここからは、“通関士コラム”をお届けします。
昨年は“輸入”についてご紹介しました。今年は、“輸入”とは逆の流れとなる
“輸出”について、弊社の他のサービスも含めながらご紹介したいと思いま
す。ではさっそく中身をどうぞ…。
お客様より輸出貨物のご依頼を頂戴しますと、弊社トラックで品物を集荷
させていただきます。ご希望の集荷日時や引取場所、品物の詳細や注意事
項などを事前にお知らせいただきましたら、日程や車両の調整をしまして
経験豊富なドライバーがご指定の場所までお伺いします。もちろん、直接
お客様より品物をお持ち込みされましても結構です。
弊社でお預かりしました品物は海外向けに輸出梱包します。仕向地の納品
先まで品物を保護するのはもちろんのこと、コンテナなどに格納された時
の安定感や衝撃への強さ等を考慮します。また低コストで厳選した材料を
使用してします。梱包設計から実際の梱包作業、そして仕上げまで熟練の
梱包スタッフにより丁寧にご対応します。
ここで弊社の梱包管理士に話を聞いてみました。↓↓
Q. 梱包作業に取り掛かる前に、「梱包設計」という業務があると聞きま
したが、とても難しそうなイメージです。実際はいかがですか?
A. 梱包に関して、はじめに「設計」から入っていくと相当難しく、なか
なか理解出来ないと思います。私の場合は、梱包作業を3年間おこない
経験を積んでから設計の勉強をしましたので、専門用語や設計における
重要事項などが頭に入りやすかったですし、今まで作業でやってきた事
が設計を通じてつながっていきましたので、全体を理解した上で梱包を
おこなっています。大変難しい部分もあるのですが、反面、やりがいも
感じています。
Q. 梱包依頼されるすべての品物について、そのつど設計をするのですか?
A. はい、前回と全く同じ品物を梱包する場合を除き、毎回一つ一つ設計
しています。複数の品物を一つにまとめて梱包する場合も同様です。
品物の特徴、重さ、形状などにより、梱包方法は何が最適なのか考え、
木材の種類・形状・分量・厚み・強度等を計算、また、防水・防湿対
策や特別な処理(燻蒸処理や熱処理)等も考慮するなど、すべて対応
が異なってきますので一つ一つ設計が必要となります。
ありがとうございました。
梱包設計は多角的に考えて計算し最適値を導き出すことをやっているの
だな…と分かりましたが、物理や数学の知識をベースに計算をおこなう
ようですので、文系の私には少し難しい内容でした。しかし、この梱包
設計を正確におこなわないと貨物を安全に目的地まで届けることが困難
になると思うと、慎重かつスピーディーに設計をおこなっている様子に
ただただ感服するばかりでした。
次回も引き続き梱包のお話をお届けします。
どうぞお楽しみに…♪
~最後にひとこと~
昨年の大河ドラマでは、明治、大正、昭和の戦争を含む激動の時代を乗り
越えて迎えた東京オリンピックの歴史を知ることが出来ましたが、柔道の
父と呼ばれた“嘉納治五郎”という偉大な人物についても知ることができて
とても勉強になりました。日本人に人気のある歴史上の人物は、織田信長、
徳川家康、坂本竜馬などが良く挙げられますが、さまざまな分野の著名人
を通じてあらためてその時代の歴史を再認識し、当時の出来事やその人物
から何を学べるかなどが近年のマイブームです(笑)。昨年は渋沢栄一に
スポットが当たりましたが、今年は明智光秀ですね。^^