OCCUPATION
IPDロジスティクスは、長野県東信地域に本拠を置く総合物流企業です。
物流と聞くと、「物を運ぶ」ということを思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかし、IPDロジスティクスが担う役割は、「物を運ぶ」と一言で言えるほど単純ではないのです。
ここでは、IPDロジスティクスを支える各職種の役割と仕事内容についてご紹介します。
倉庫管理職の主な仕事は、お客様からお預かりした製品を保管・管理することです。
お客様が、IPDロジスティクスを『自社の倉庫の代わり』として安心して使っていただけるよう、常に万全の体制を整えています。
IPDロジスティクスは、お客様が制作した製品や部品を、適切な環境で保管、管理し、発注をいただいたら弊社の倉庫から直接目的地へ配送します。
お客様が製造する製品はお客様によって異なり、大きさも質量も様々なので、それに合わせた環境づくりが大切です。例えば、小さな部品は縦型回転式自動ラックで管理しています。
倉庫管理職では、まずはお客様に代わって検品作業を行います。検品作業では、ハンディツールを用い製品をデータ化し、お預かりした製品をお客様とのあいだの共通の番号で管理します。
検品後は商品の特性に応じた環境で、大切に保管します。倉庫は冷暖房完備で、サビや劣化を防ぐために湿度も厳しく管理します。
出荷指示はシステムにより行います。お預かりした商品はお客様とのあいだで共通の番号で管理されています。メールで出荷指示をいただいたら、指示に従って出荷指示書を作成します。
出荷指示後は、人の手でピッキング。現在、ピッキングの効率化を図るため、一括で作業できるようなシステムを構築中です。
その後再度検品を行い出荷します。
莫大な数の製品はすべてコンピューターで管理されていますが、ピッキングするのは人の手が必要。高い正確性が求められる職種とも言えます。
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梱包職の主な仕事は、お客様からお預かりした製品を適切に梱包することです。
目的地へダメージなくお届けするためにもっとも良い方法は何か、ということを常に考え、作業しています。
国内国外問わず、製品を送るために必要な作業のひとつである梱包。お客様からお預かりする製品は、形、大きさ、質量、素材、輸送期間などが全て異なるため、それぞれに合った梱包をしなければなりません。
特に海外への輸送は長い期間がかかり、船旅の場合は天候にも大きく影響を受けることもあります。
そのため、梱包に使用する素材も多種多様。容器は製品に合わせて設計し、制作しています。
例えば、強化段ボールでの梱包。強化段ボールは木材と同じくらいの強度を持ちながら、木材よりも軽いため、輸送にかかる費用を抑えることができる優れた梱包材です。
梱包職では、強化段ボールを設計切断するための『カッティングプロッタ』という装置をPCで操作し、1枚の強化段ボールから梱包材を作ったりします。
カッティングプロッタで型をつけた後は、専用の機械を用いて1枚の強化段ボールを『箱』の形に成型します。
こうして、お客様からお預かりした製品を梱包していきます。
梱包職は、必要に応じて『オーダーメイド木箱』の設計製作も行います。ただ梱包するだけではなく、輸送先の開梱作業の負担軽減を考えた設計をするなど、工夫をこらして業務をしています。
また、梱包職では、デリケートな製品を1つひとつ梱包する『個装業務』も行っています。手作業でひとつずつ袋に詰めて包装するため、丁寧な作業が求められます。
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通関・保税職の主な業務は、海外輸出入に関する頻雑な手続きやチェックを行うことです。
貿易に関する専門スタッフが、お客様に代わって海外輸出入に関する業務を行っています。
海外への輸出入には数多くの複雑な手続きがあります。
そして、輸出入貨物の入出庫や保管管理などの保税業務は、税関への輸出入申告ができる場所として認定された施設でしか行うことができません。IPDロジスティクスはその認定施設なので、高度な輸出入業務を行うことができます。
例えば、通常は港で行うコンテナへの荷物の上げ下ろし(荷役)もIPDロジスティクスで行い、スムーズな輸出になる工夫を施しています。
さらに、『NACCS』と呼ばれる輸出入・港湾情報処理システムを使って貨物データ管理や検品なども自社で行っています。
加えて、物流資格の中でもトップクラスの資格である通関士が専門知識を活かし、お客様に代わって申告手続きを担当しています。
通関・保税職は、IPDロジスティクスが行っているワンストップサービスの一環として、通関や保税などの貿易に関わる業務を一手に担う職種です。
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輸送職の主な仕事は、お客様からお預かりした製品を運ぶことです。
IPDの輸送職は、ライフスタイルを変えることなく仕事ができます。
一般的に長距離トラックは夜間に運行することが多いですが、IPDの自社トラック輸送のほとんどは昼間に行っています。
そのため、朝出勤・夕方帰宅出来ることが大きな特徴です。
朝は点呼による健康チェックからスタートします。
輸送職では、お客様からIPDの倉庫に入れるための製品を預かったり、倉庫からお客様のところへ納品したりといった輸送をトラックで行います。
輸送職は、その場での決断力や判断力が必要になる職種でもあります。
例えば、IPDが輸送する製品は、金型や大型機械などの重量貨物から精密電子部品などの繊細な小型貨物まで多岐にわたります。
また、積み込みから固定までをドライバーが一人で担当します。そのため、決断力や判断力が必要になります。
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営業職の仕事は、サービスを売り込むことだけではありません。
お付き合いのあるお客様に、これからも長く満足していただけるようなサービスを提供し続けることも大切な仕事です。
お客様の求めていることは、お客様によって違います。
そのため、定期的にお客様のもとへ足を運び、現状や今後の展望などをきちんとヒアリングします。そして、お客様の声を現場にきちんと落とし込み、お客様が安心してIPDに製品を任せられるような環境を整えていきます。
例えば、当社7拠点目の『佐久営業所』では、【洗浄サービス】を行っています。
洗浄サービスとは、製造工程の加工作業で部品に付着した油やバリを洗浄するサービスです。
これは、打ち合わせの最中に出た「IPDで洗浄できたら、全ての部品のJIT対応が可能なんだが」というお客様の一言を掬い上げ、形にしたものです。
このようなふとした会話が糸口となり、IPDの新たな挑戦が始まることも珍しい話ではありません。
営業職は、現状維持ではなく、時代にあったサービスを提案することが求められる職種でもあります。
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総務・経理職は、よりよい会社を作るために、会社を内部から支えています。
総務は、毎日社員が気持ちよく仕事ができるよう、社内環境を整えています。
例えば、人事も含め社員のケアを担当しています、子育て世代の社員が家庭と仕事を両立できるよう調整するのも大切な業務のひとつです。
経理は売り上げを管理し、計上、支払いを担当しています。
社内のお金にまつわることが集結する部署なので、責任感と正確性が問われます。
総務職・経理職ともに、会社を内部からしっかりと支える、縁の下の力持ちのような存在です。
会社を維持し、さらに向上していくために必要不可欠なのが総務・経理職です。
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